ロイヤルコレクション BBD Type−H U ドライバー
Concept  思い切り叩けるアスリートドライバー
現代のドライバーはフェード向きといえる。それはヘッドが大型化して、フェースが返りにくくなっているからだが、しかし、ことドライバーショットにおいて、ボールをしっかりとつかまえ、力強く打ち抜く快感は何ものにも替えがたい。「BBD Type−H Uドライバー」は、アスリートの求めるやさしさと、弾道の力強さのバランスを極限までに追求したモデル。425ccとロイヤルコレクションとしては最大のヘッド体積でアドレス時の安心感を演出しながら、重心の高さは「CVプロドライバー」より低く設定。
 これにより、高打ち出し・低スピンの飛ぶ弾道が実現。また、最適重量配分設計により、大型ヘッド特有の右にふける弾道もほとんどない。ボールを確実にとらえて、思い切り叩いていけるアスリートドライバー。それが「BBD Type−H Uドライバー」である。
Trajectory  最高到達点からさらに伸びる、圧倒的な飛距離性能
「BBD Type−H Uドライバー」と「Cvプロ」の同スペック比較試打データによると、「BBD Type−H Uドライバー」の特長として、打ち出し角が高いことがあげられる。これは、低重心設計の効果によるもの。高い打ち出しは、ロングキャリーを生み出すために不可欠な要素であることは、いうまでもない。また、最高到達点で比較すると「Cvプロ」の方が高くなるのだが、これも低重心による低スピン効果で、飛距離ロスの原因となる無駄なバックスピンが減少している証。データ上では、スピン量がおよそ100r/m前後減少している。つまり、「BBD Type−H U」の弾道は、素早く最高到達点に達した後、まるで滑空するかのように水平に近い弾道で伸びる。着地の角度も緩やかになるので、ランが稼ぎやすい。高打ち出し・低スピンの初期条件に加え、空中での弾道までをも最適化。これが「BBD Type−H Uドライバー」の飛びの秘密である。
Shaft  オリジナル他、話題の「Tour AD PT−6」を標準装着
標準装着されるシャフトは2種類。「BBD Type−H U」シャフトは、フレックス毎に専用設計を施したオリジナルシャフト。シャフトの特性としては、切り返しからダウンスイング初期にかけては粘り強くしなり、インパクトに向けて鋭くボールを弾くのが特長。ヘッドコントロールがしやすく、気持ちよく叩ける味付けとなっている。もう1種類は昨年からツアープロの間でも人気のグラファイトデザイン社製「PT−6」。こちらは、やや重めの重量帯、先端剛性の高さで、抑えた弾道が打ちやすい仕様となる。
Tour AD PT−6モデル 価格¥92,400(本体¥88,000)販売終了
シャフトフレックス
ロフト SR S X
8.5°
9.5°
10.5°

Tour RC BBD Type−H Uモデル 価格¥81,900(本体¥78,000)販売終了
シャフトフレックス
ロフト R SR S S+
8.5°
9.5°
10.5°
別注対応シャフトとして、三菱レイヨン「ディアマナ」、フジクラ「ROMBAX」等もラインナップ。
*ロフトによっては納期が若干かかることがあります。事前にお問い合わせ下さい。
どんなことでもお問い合わせ下さい。

突然ロイコレから新しいドライバーが出ると告知されて、出てきたのが「BBD Type−H Uドライバー」。先に発売された「BBD Type−H Uフェアウェイ」と同じ「BBD Type−H U」の名前が付けられています。構えたときにフェアウェイウッド同様、CV PROドライバーよりもやさしさを感じさせる仕上がりになっています。ヘッド形状はロイコレと分かる洋梨形状です。
ヘッド後方にはCV PROドライバーにも採用されたウェイトが装着されていますが、今回はさらにソールにもアルミウェイトを装着し低重心化を図っています。しかし今回はCV PROドライバーのようにウェイトは変更できず固定式になっています。
さて、スペックとは関係ないですが今までのロイコレのドライバーとの一番の違いは価格でしょう。今までは純正シャフト仕様はずっと定価¥88,000でしたが今回からグラファイトデザイン PT−6仕様で¥88,000、純正シャフトで¥78,000と¥10,000お買い得になりました。純正シャフトも決して悪いシャフトではないですのでスペックが合う方はお買い得ですね。
今回もコースでのテストを含め多くのゴルファーに試打して頂きました。まず構えたときにはそれ程大きな特徴がないので外観に対しての感想はそれ程なかったですね。振ったときのバランスも概ね好評で振りやすいとの感想が多かったです。(最近ロイコレのウッド類のバランスはいい感じです。)打感はCV PRO同様柔らかい仕上がりになっており、インパクト音も低反発らしいやや低めの音になっています。インパクトでボールがフェースに乗っているような打感という感想を幾つか頂きました。純正シャフトでのボールの掴まりはとてもよく、大型ヘッド特有の掴まりの悪さは全く感じません。ボールも全体的に上がりやすくスピン量の少なそうな球筋で飛んで行きます。そこそこのハードヒッターはやや左に行く傾向があったので、総重量310g以上欲しいゴルファーにはS+かPT−6をおすすめ致します。
さて、今回もシングルさん3人に(ハンディ0含む)コースで使用して頂きました。ロフトは9.5度、純正シャフトのSでテストして頂きました。3人ともヘッドスピード45m/s前後、球筋は中断道です。2人はクラブが軽く感じておりましたが何とか対応して振って頂きました。
ロフトは9.5度でしたが球が高弾道で出球からぐんぐん上がって行き、そこから棒球で飛んで行きました。やはり球はよく掴まりややドロー気味で飛んで行きました。いきなりコースで振りましたが振りにくさは感じなかったとのこと。ただボールが上がり過ぎの感じで少し距離をロスしている感じです。叩けるゴルファーは先中調子の純正シャフトよりも中調子のPT−6の方が球筋がよく飛距離も出ると思います。約ロフト1度分球筋が低くなり強い球が打てると思います。純正シャフトのボールの捕まりやすさも捨てがたいゴルファーにはS+シャフトをおすすめ致します。シャフト重量も65gありしっかりしているけど粘ってくれる感じもあります。試打して頂いた感想は概ね好評でバランスのとれた振り易いドライバーに仕上がっているようです。
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