ROMBAX Z シリーズ
 
ランバックスX シリーズで復活した感のあるフジクラシャフトですがその勢いに乗って出して来たのがこのZシリーズです。

Xシリーズの粘りは具合をそのままに若干シャフトを走らせる方向に作られているのでXシリーズのフィーリングは好きだったがボールが掴まり辛かったという方は試してみる価値はあると思います。

今回はEPONゴルフのテクニティ460(現 エポン460)に6Z08 フレックス:Sを使用して試打を行いました。詳しいスペックは下記の通りです。
長さ:45.25インチ
バランス:D2
総重量:318g(グリップ:ツアーベルベットラバーM60)
振動数:256cpm
さて、多くのゴルファーに試打して頂きましたがXシリーズが駄目な方は大体このZシリーズも合わないようです。Xシリーズが合わないとこのZシリーズはスライス気味の球筋で右に逃げて行き、Xシリーズよりも先が動く分よりスライス球になるようです。

それを嫌がり掴まえにいくと左への巻き球が出てしばらくタイミングを取るのに時間がかかってました。

Xシリーズが合っている方はタイミングは違いますがそれほど時間をかけずに合わせることが出来きシャフトの走りも感じることが出来るようです。

この違いはみなさんを見ていると叩きに行く方はシャフトの戻り具合が合わずに苦労しているようで、もしかしたら7Z08にすると硬い分タイミングが合わせやすくなるかもしれません。

インパクトでしっかり叩きたい方はどちらかというとXシリーズの方がいいと思います。感じる硬さは同じくらいなのですがシャフトが動くのでタイミングがとりづらいでしょう。

逆に叩きに行かずにしっかりフィニッシュまでボディターンで振り切れるゴルファーはタイミングが取りやすくボールも掴まりやさしく感じると思います。また、ダウンスイングにあまりためて行かずにアーリーリリースのゴルファーにはいいのではないでしょうか。