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K'sといえばシャフト先端が走る掴まり系のものが多かったですが最近はK’sツアーのようなしっかり打っていけるモデルを次々に発売
してます。
今回はその中でもK’sツアーライトの方をご紹介致します。トゥルーテンパー、NSのようにメジャーではないですがサイトの方ではよく
お問い合わせを頂くメーカーで新たに発売されたこのシャフトもよくお問い合わせを頂きます。
とりあえずフレックス:Sで使わない三浦技研 CB−2003のヘッドがあったのでそれに挿してみました。
組み上がったスペックは下記のとおりです。
長さ:37インチ バランス:D1 総重量:428g 振動数:334cpm
他のK’sモデルやNS同様シャフト先端にはそれほど重みが来ていないようで#7 37インチ合わせでもそれほどバランスは出ません。
ということでヘッドに鉛を貼ってみてD1にしております。
シャフトがしっかりしているのでバランスが出ないとヘッドに重みを感じません。ワッグルした感じはプロジェクトXに似た感じで粘る感じは
あまりなくしっかりとした印象です。
またシャフト先端が動くことがないのでしっかりと打って行けます。
ヘッドにある程度重みを感じて振る方やシャフトにある程度粘りを感じて振りたい方にはややタイミングが取りずらいようでトップになった
りボールが散ってました。
逆にシャフトにあまり動いて欲しくない方や普段軽硬いシャフトを使用されている方には振りやすく感じるようです。
ワッグルした感じはプロジェクトXのようなパンと張った感じでプロジェクトXを使用している私も振ったフィーリンはいいのですがタイミング
が合わない。
そこで鉛を貼り1ポイント上げてD2としました。するとグンッと振りやすくなりシャフト重量分軽さを感じますが違和感なく振って行けまし
た。
そこで一度振って頂いたお客様にもう一度振って頂きましたがほとんどの方がD2にした方が振りやすさを感じるようで評価ががらりと
変わりました。
やはり粘りが少ない硬めのシャフトはバランスは効き目の方が振りやすいようですね。インパクト音が厚いものに変わりました。
このシャフトは動きにお助け機能がないのである程度打って行ける中、上級者向けシャフトと言っていいかもしれません。 |
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