ダイナミックゴールドSLをDG-S200、ダイナライトゴールドS200、TX-90 Sと比較試打
今年トゥルーテンパーから新しいスチールシャフトが発売されました。写真一番左端真ん中にあるダイナミックゴールドSLとう商品ですが、ダイナミックゴールドが少し重たくなったが軽量スチールでは少し物足りないというゴルファーにピッタリのシャフトだと思います。シャフト重量はR300で106g、S300で106g、X-100で109gになります。ほぼNS1050と同じ重量帯ですね。しかしこのシャフトの特徴はダイナミックゴールドのしなり感覚をそのままに軽量にしたところにあります。フレックスポイントもDGと同じ元調子になっていてやっとDGを使用しているゴルファーがしなり感覚の同じシャフトでそのまま軽量に移行できるシャフトが出来ました。今回は他にダイナミックゴールド、ダイナライトゴールド、TX-90と比べてみたいと思います。

一番右端の写真でシャフトを見比べてみるとTX-90とSL(右から2本)のシャフト径が太いのが分かります。しかしTX-90の場合はグリップ部の径も太いのに対しSLは全体的には太いですがグリップ部の径はDGと同じ数字になっています。ダイナライトゴールドとダイナミックゴールドは見た目にはほぼ同じくらいです。

SLはフレックスバリエーションがR300,S300、X100と3種類しかありません。今回はS300を試打してみましたがDG-S200と比べると違和感なく振れる感じです。シャフトのしっかり感も問題なくNSのように頼りなさは感じられませんでした。シャフトの違いを言われなければ打感は全く同じのように感じると思います。飛んで行く球も軽い感じはしないですね。ダイナライトゴールドは先調子ですがライフルのようなカーボンに近いシャフトの走りかたはしません。とは言っても先が走るのを打っていて感じれるのでDGを使用している方には好き嫌いがでるかも知れません。球筋もDGと比べると楽に高い球が打てます。TX-90はとてもオートマチックに感じるシャフトで言い方が適当ではないですがとても’簡単’なシャフトです。実際、軽量シャフトにリシャフトを希望されて試打して頂いた結果TX-90を選ばれるゴルファーは多いです。フレックスポイントは中元調子ですがシャフトがしっかりとボールを捕らえてくれるような感じでスチール初心者にはおすすめです。