イオンスポーツ GIGA XF400 ドライバー
ソールデザインは大ヒットしたフェアラインZXを思わせるデザインになっています。フェースは結構薄いようですね。スコアラインは無くプリントされているだけです。以外だったのは構えやすさです。フェースは被ってなくてとても構えやすく、ヘッド形状も洋ナシ形できれいなフォルムです。またシャフトが手元側紺色、先端シルバーと2色に分かれているので構えたときに短く感じます。
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何故だか最近重要な指標にされている岩間健二郎著の「2005−2006間違いだらけのゴルフクラブ選び」の中で‘2005−2006ゴルフクラブ・オブ・ザ・イヤー最優秀グランプリ’を受賞したイオンスポーツのGIGA XF400をレポート致します。このドライバーは選考に間に合わなかったイオンスポーツの新作‘プライドH ドライバー’の代理で韓国、シンガポールなどアジアを中心に輸出してきたGIGAブランドのドライバー「XF-400」を出品したところグランプリを獲ってしまったということです。(メーカー側もびっくり!)と、いうことですのでこのドライバー国内で販売できる本数が3000本程度しかないということです。

アベレージゴルファーがしっかりとつかまえ、楽に飛ばせることをコンセプトに開発されたヘッド体積400ccの大型ヘッドモデル。バックフェース側に設けられたディープグラビティバックが深い重心アングルを実現させ、ボールのつかまりを格段に向上させました。フェースには神戸製鋼が開発したT-VCニューアズロールチタンを採用。さらにプラズマピンポイント溶接により、熱影響を最小限に抑え、チタン本来の持つ弾きを最大限に引き出しています。シャフトは三菱レイヨン社の供給で、日本女子ツアーで昨年2勝の実績をもち、今年に入っても10名のシード選手が使用する実績のあるシャフトを採用。軽量ながらしっかりとしたインパクトフィーリングが実感でき、方向の安定性と遠くまで飛ばすことを両立させた高性能グラファイトシャフトを使用しています。(カタログより)

シャフトはミツビシ S-TRIXX SHOCKWAVE bassara tourが標準装着されています。ワッグルすると手元側がややしっかりしているように感じます。このシャフトは結構先端が動きますのでうまく使ってやる必要があります。慣れてくるとあまり曲がらないいいシャフトです。
グリップ:スミダ(ニュークロス)白コード(金) 43g 握った感じはやや固めですが食いつきはよくしっかりホールドできます。
長さ FLEX 全体重量 バランス シャフト重量 トルク
45in 302 D2 60 3.6
SR 296 D0.5 54 4.1
294 C9.5 52 4.2
R2 285 C9 43 4.8
44in L 280 C3 43 5.3

さて、早速多くのゴルファーに試打して頂ました。あまり知られていないメーカーですが今年のグランプリを獲ったドライバーだと言うと興味を持って試打してくれました。まず構えたとき先に書いた通り半数近くの方がクラブを短く感じていました。長さは45インチなのですがシャフトがツートンカラーというだけで随分と見え方が違うものです。ワッグルした感じシャフトの手元がしっかりしているのでシャフトが固いと感じる方がほとんどでしたが、実際打ってみるとそれ程感じないようです。全体的な印象はとても方向性のいいドライバーだということです。最初はシャフトが合わずに低めのスライスが出る方が多かったのですが慣れてくると中弾道の低スピンボールで飛んで行きました。基本的に今どきの10度と違いボールが高く上がることなくライナー性の低スピンボールでランが出そうです。例えるならプロギアのTR DUO のような飛び方です。飛距離も出ていますね。おそらくランで結構飛距離を稼いでくれるのではないでしょうか。フェースは非常に弾いている感覚が伝わるのですが打感は硬くないと思います。初速が非常に速く、ボールが頂点に達してから低スピンでなかなか落ちてこない最近の飛ぶ弾道です。シャフトは最近のメーカー標準装着品よりも若干しっかりしているのではないでしょうか。最初はシャフトのしなりタイミングがずれると思いますが意外と合わせやすいでので、すぐ慣れると思います。岩間 健二郎氏が評価されるように非常にバランスのとれたいいクラブだと思います。
特価 ¥54,600(税込み、送料込み)  メーカー希望価格 68,250(税込み)
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