グラファイトデザイン ツアーAD I-65とW70を試打比較

ツアープロの間で人気NO1のツアーADシリーズですが、その中で市販されているI-65とW70のSを比較したいと思います。カタログ表記ではW70のSで重量72g、トルク3.6、先調子、I−65のSで重量72g、トルク2.2、中元調子となっています。いままで多くの方がリシャフトを試みたI−65ですが、基本的にはかなりしっかりしたシャフトで、試打して頂いてその時点であきらめた方も多くいました。I-65は基本的には粘り系のシャフトですがインパクトでしなりが合うとヘッドが走っていくように抜けていき、飛距離もよく出てとても重いボールが打てます。スイングの中できちんと叩いた分にはまったく引っかかる気配のないシャフトですが、力んで打つとシャフトが突然硬く感じボールが右に抜けていきます。W70は先調子ですが、そんなに癖のないしなりでインパクトできます。I-65から比べるととても扱い易いような感じです。ハードヒッターのゴルファーに多く試打して頂きましたが、全体的な感想は打てればI-65の方が中弾道の重い球と飛距離が得られ、W70の方は素直なしなりで、先調子の走り系ですがそんなに引っかかることもなく中弾道で飛んでいきます。憧れてI-65にリシャフトしたいが、ちょっと無理そうな方はW70を選ばれてはいかがでしょうか。