三浦技研 MB5002 をフォーティーン TB-1000 プロトタイプと試打比較
少し間が空いてしまいましたが、今回は三浦のMB5002をフォーティーンのTB−1000と試打比較してみたいと思います。共にDGのS200シャフトを装着していますので比較しやすいかと思います。ただMB5002はバランスがD2、TB-1000がバランスがD1になります。私自身TB-1000を使用しており当初はいろいろバランスを変えてみましたがTB-1000はノーマルが一番バランスがいいようです。もともとD2バランスのアイアンを使用していたのですが、このTB-1000になってバランスがD1になってもヘッドの軽さは感じませんでした。これはTB-1000のヘッド素材がモリブデン鋼により鉄よりも軽く、クラブ総重量でも10g近く軽く仕上げっていることもあり振った感じがD1で以前の三浦のCB2005のD2バランスのタイミングで振れたのだと思います。お客さんもDGシャフトでのD1バランスには感じないとのことでした。この2本ある程度ヘッドスピードがありミート率のいいお客さんに打ち比べて頂きましたがどちらにいきなり持ち替えても違和感なく振れていました。

左がMB5002、右がTB-1000の#7になります。ヘッドの大きさの違いがよく分かると思います。TB-1000はスコアライン部分が若干広いのでやや安心感があります。
こうやって比べるとヘッドの大きさが違うのがよく分かります。ソール幅はほぼ一緒ですがTB-1000のソールはほぼフラットでバンスがありません。

この2本打ち比べて分かるのはまずTB-1000がやさしく感じるということです。これは皆さん同じ意見でした。ただその分MB5002を芯で捕らえるととても気持ちよく球も強い感じがします。TB-1000はモリブデン鋼独特のダイレクトな打感で飛んだ気になります。飛距離はほぼ同じでしたが弾道は見て分かる程度に違います。弾道の頂点は同じくらいですがMB5002の方がやや出球が低めで頂点まで上がっていくような球筋ですがTB−1000は出球から真っ直ぐに頂点まで上がって行くような感じです。ともに落下したときにスピンの効きは同じくらいでしょうか。細かいところは打つゴルファーの打ち方や感じ方で微妙に違うので今回は試打して頂いたゴルファーの平均的な感想です。大型キャビティーアイアンとは違い繊細なマッスルバックアイアンだからこそ個々のフィーリングで感じ方が変わってくるのではないでしょうか。
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